

Medical Treatment / Operation
一般診療・
外科手術

Medical Treatment 一般診療
動物たちは、元気に遊んでいるように見えても、飼い主様が気づかない間に怪我を負っていることや、病気が進行していることが少なくありません。また、些細な症状でも大きな怪我・病気につながる可能性があるため、「いつもより食欲がない」「散歩に行きたがらない」「咳やくしゃみが出る」などおかしいなと感じたときは、獣医師の診療を受け、早期発見・早期治療に取り組むことが大切です。
犬・猫によく見られる症状
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犬 Dog
皮膚の病気が疑われる症状
- 皮膚をよく掻く
- 皮膚にできもの・赤みがある
- 多量の脱毛・フケがあるなど
- など
耳や鼻の病気が疑われる症状
- 多量の耳垢が出る
- 鼻水・鼻血が出る
- 耳を触ると痛がる
- 頭をよく振る
- 後ろ足で掻くなど
- など
胃腸の病気が疑われる症状
- 下痢をする
- うずくまってお腹を丸める
- 嘔吐する
- 口をくちゃくちゃする
- 異物を食べたなど
- など
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猫 Cat
腎臓の病気が疑われる症状
- 飲水量が増えた
- 多尿になり尿の色が薄まる
- 食欲がなくなる
- けいれん発作が生じる など
呼吸器の病気が疑われる症状
- 咳・鼻水が出る
- 呼吸が荒く苦しそうにする
- 舌の色が悪いなど
- など
泌尿器の病気が疑われる症状
- 尿が出ていない
- トイレに何回も行く
- トイレの時間が長い
- 血尿が出る
- 尿の色が濃い
- 尿の匂いがいつもよりきついなど
- など
予防医療の重要性
動物たちの健康を守るためには、予防医療を施し、様々な病気の発症リスクを軽減したり、あらかじめ免疫力を高めておくことが重要です。あいづま動物病院では、避妊・去勢手術や各種ワクチン接種など予防医療を行っているため、詳しくは「予防医療」ページを確認ください。
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インフォームドコンセントを心がけています
動物たちの症状によっては、診療の際にどうしても身体に負担がかかることや、場合によっては命にかかわることがあります。当院では、検査や治療を行う前に飼い主様に対して診療内容を丁寧に説明し、必ず納得いただいた上で診療を行っています。治療方針や効果、費用などご不明点がある場合は、お気軽にご相談ください。
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セカンドオピニオンに対応しています
セカンドオピニオンとは、現在通っている病院の主治医の治療方針が良いかどうかについて他院の意見を聞くことです。主治医から伝えられた治療方針について確認したい・意見を聞きたいという飼い主様は、お気軽に当院までご相談ください。

Operation 外科手術
当院では、眼科や腫瘍科、消化器科など、動物たちの様々な怪我・病気の診療に対応しています。動物たちの状態を確認した上で、「どのような医療が提供できるのか」「治療によってどれくらい回復するのか」「通院の頻度や費用はどれくらいなのか」など様々な悩み・不安に寄り添い、飼い主様と一緒に治療のゴールを策定していきます。
主な対応外科手術
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眼科
緑内障の外科治療/眼球摘出/眼瞼腫瘤切除/チェリーアイ整復/結膜被弁術(角膜潰瘍) など
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腫瘍科
乳腺腫瘍切除術/各種体表・体腔内腫瘤切除術/脾臓摘出術/各種生検 など
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消化器科
胃・腸内異物摘出術/幽門形成術/胃捻転整復術/胃造瘻設置術/胆嚢切除術/肝葉切除術/会陰ヘルニア/鼠径ヘルニア/
臍ヘルニア整復術/内視鏡を使った検査(生体検査・胃内異物・胃ろう設置) など -
生殖器・泌尿器科
蓄膿子宮摘出術(卵巣子宮摘出術)/膀胱結石摘出術/尿道結石摘出術//避妊手術(卵巣摘出術)/
去勢手術(停留睾丸摘出術含む)
など -
整形外科
膝蓋骨内方脱臼整復術/大腿骨頭切除術/断脚・肢術/断指術/断尾術/各種骨折整復術/片側椎弓造窓術 など
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耳鼻咽喉科
垂直耳道切除術/総耳道切除術/耳血腫処置/軟口蓋切除術/口蓋裂整復術 など
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エキゾチック科
不妊手術(ウサギやハリネズミ等)/胃切開(ウサギ)/臼歯研磨(ウサギやネズミ等)/異物内除去/体表腫瘤切除術 など

Small Animals
小動物・
エキゾチックアニマルの診療
当院では、犬・猫だけでなくウサギやハムスター、フェレット、小鳥、爬虫類など小動物・エキゾチックアニマルの診療にも対応しています。動物たちの種類や体質によって患いやすい怪我・病気は異なるため、「食欲・元気がない」「遊んでいて怪我を負った」「おもちゃを誤飲してしまった」など異常を感じたり、異常が発生した場合は、獣医師の検査・治療を受けましょう。
小動物・エキゾチックアニマルの診療は、手術だけでなく簡単な検査・処置・治療を行う際も全身麻酔が必要な場合があります。現在抱えている課題と麻酔のリスク、効果などを総合的に考えた上で診療方針を決定することが重要です。
診療可能な小動物・
エキゾチックアニマル
- ウサギ
- ハムスター
- ハリネズミ
- 小鳥(セキセイインコなど)
- モルモット
- デグー
- フェレット
- チンチラ
- フクロモモンガなど
- など
その他の哺乳類や大型鳥類、爬虫類、両生類の診療に関してはお問い合わせください。
患いやすい主な怪我・病気
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ウサギ Rabbit
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不正咬合
歯が伸びる速度と削れる速度のバランスが崩れることによって、歯が正しく噛みあわなくなる病気です。また、食欲が低下することで食滞になることがあります。
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食滞(消化管うっ滞)
胃や腸などの消化管の動きが低下することによって、食欲が低下したり、便の出が悪くなったり、便が小さくなる・いびつな形になるなどの症状が現れます。
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子宮疾患
陰部からの出血や血尿が出たり、お腹が張るといった症状が現れます。
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ハムスター Hamster
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皮膚疾患
細菌や寄生虫、ストレスなどが原因で、脱毛や痒み、赤い発疹、フケ、かさぶたといった症状が現れます。
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細菌性腸炎
お尻の周辺が水っぽい下痢で濡れていたり、食欲がなくなったり、背中を丸めるといった症状が現れます。
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頬袋脱
餌が頬袋に張り付くことや尖ったものを頬袋に詰め込むことが原因で、口内の左右にある頬袋が反転して口から飛び出してしまう状態です。
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ハリネズミ Hedgehog
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口腔内疾患
食欲の低下や口からの出血、よだれが出る、口臭がきついなどの症状が現れます。
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子宮疾患
初期段階では目で見て分かる異常がほとんどなく、突然の血尿や陰部からの出血で初めて気づくことが多い病気です。
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セキセイインコ Budgie
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卵塞
卵管内に卵が詰まって産卵できない状態を指し、元気がない、羽を膨らませてうずくまる、呼吸が荒いといった症状が現れます。
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鉛中毒
カーテンの重りやアクセサリー、おもちゃの塗装などに含まれる亜鉛を摂取してしまい起こる病気です。
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モルモット Guinea pig
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外部寄生虫症
皮膚や毛などに付着したハジラミやダニといった寄生虫が原因で、強い痒みや脱毛、かさぶたといった症状が現れます。
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デグー Octodon degus
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皮膚疾患
脱毛やフケ、痒みといった症状のほか、皮膚炎や外傷によってかさぶたや腫瘍などが現れることがあります。
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フェレット Ferret
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誤食による消化器症状やホルモン疾患
おもちゃなどを誤食することで、食欲低下や嘔吐、下痢などの消化器症状が起こります。
また、フェレットは加齢に伴い、クッシング症候群やインスリノーマなどのホルモン疾患が生じ、症状として多飲多尿、脱毛、傾眠傾向がみられることがあります。
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一部の小動物・エキゾチックアニマルを対象に
予防医療を施しています
当院では、ウサギやモルモットにノミ・ダニの予防、フェレットにジステンパーワクチンの接種とノミ・ダニの予防など、予防医療を行っています。その他の小動物に関しても、必要に応じて予防医療を行っていますので、ご希望の方はあらかじめ当院までご相談ください。