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トリミングが苦手な愛犬を少しずつ慣らす方法
【目次】

「トリミングが苦手で暴れてしまう」
「サロンに行くと緊張して固まってしまう」
「嫌な思いをさせている気がして、連れて行くのが辛い」
そんな悩みを抱えている飼い主さんも実は多くいらっしゃいます。ですがトリミングが苦手な子=悪い子ではありません。むしろそれだけ感受性が豊かで、頑張っている証拠です。
今回はトリマーの視点からトリミングが苦手な子を少しずつ慣らしていく方法をお伝えします。
なぜトリミングが苦手になってしまうのか
ワンちゃんにとってトリミングは、
・知らない場所
・知らない人
・体を触られる、拘束される
・大きな音(ドライヤー、バリカン)
と、不安になる要素がとても多いことに関係してきます。
苦手意識が強くなってしまった例として
・初めてのトリミングで怖い思いをした
・無理に押さえられてトラウマになった
・仔犬の頃に慣らす機会がなかった
・年齢を重ねて体力、視力、集中力が落ち不安が増えた
などがあります。「慣れてくれない」のではなく、怖さを覚えてしまっただけと、理解してあげることがとても大切です。
大切なのは「完璧を目指さない」こと
トリミングが苦手な子に対して、無理に完璧を求める必要はありません。
大切なのは
・今日はここまでできたら良い
・前回より少しだけ成長できてたら良い
という気持ちで自分の子と向き合うことです。
無理にしてしまうとワンちゃんの不安はさらに強くなり、結果的にトリミングをもっと苦手になってしまいます。
ご自宅でできるならしトレーニング
まずは、毎日一緒に過ごしているご自宅でトレーニングしてみることも成長につながってきます。
体を触られることに慣れる
トリミングが苦手な子の多くは、足先・顔周り・耳・尻尾を触られるのが苦手です。
まずはお家で、
・抱っこしながら足を少し触る
・できたらすぐ褒める、ご褒美をあげる
を少しずつ繰り返しましょう。
これらは触られること=嫌なことではなく、「触られるといいことがある」という印象を作るのが目的です。
音に慣れる練習をする
ドライヤーやバリカンの音が怖い子も多いです。いきなり近くで大きな音を出すのではなく、
・別の部屋でドライヤーをつける
・音が聞こえる距離でおやつをあげる
・慣れてきたら少しずつ距離を縮める
というように段階的に慣らすことがポイントです。
短時間で終わらせる
慣れさせようと長時間続けるのは逆効果です。1日1〜2分でも十分です。
ワンちゃんがまだ大丈夫そうというところで終わらせることで次回への成長にもつながってきます。
トリミング施設でできる優しい慣らし方
トリミング施設でも、苦手な子に対して工夫ができます。
メニューを分ける
いきなりフルコースをするのではなく、
・今回は苦手な爪切りだけ
・次回はシャンプーだけ
・慣れてきたらカット
という様に1日に詰め込まず回数を分けて慣らす方法もおすすめです。
できないところは無理をしない
ワンちゃんによっても苦手な部分は違ってきます。全身が苦手な子もいれば部分的に苦手な子もいます。
「今日は苦手な顔カット頑張ったので足先は次回にしましょう」
など苦手なことを1個でもできれば成長です。無理にせず少しずつ一緒に成長していきましょう。
トリマーと正直に相談する
「〇〇が苦手で。」
「以前こんなことがありました」
こうした情報は、トリマーにとっても重要です。事前に伝えてもらえることで、無理ないトリミング・その子に合った対応ができます。
動物病院に相談する
どうしてもトリミング施設で処置が進まない場合は、リラックス効果のある処方薬やサプリメントなどを動物病院で処方してもらう方法もあります。あいづま動物病院でもその子にあった方法をご提案いたしますので、ご相談ください。
少しずつでも気にせず寄り添う
トリミングに慣れるスピードはその子その子で違います。
・すぐ慣れる子
・数ヶ月かかる子
・一生ちょっと苦手な子
どの子も間違いではありません。大切なのはその子のペースを尊重しながら出来ることを増やしていくことです。トリミングは我慢させる時間ではなく、清潔で快適に過ごすためのケアです。

まとめ
・トリミングが苦手なのは、怖い経験が原因なことが多い
・完璧を目指さず少しできたことを大切に
・ご自宅でのトレーニング
・トリミング施設では段階的に無理をしないこと
ワンちゃんは飼い主さんの気持ちを敏感に感じ取ります。不安や申し訳なさは顔を見てわかってしまいます。トリミング施設に預ける時はできるだけ明るく送り出してあげてください。そして帰ってきた時は頑張ったねと褒めてあげてください。
それだけでもワンちゃんの安心感は変わってきます。気持ちに寄り添い少しずつ成長していきましょう。